製品紹介
SEEE工法 F型ケーブルは、PCストランドを7本ないし19本より合わせたケーブルの端部に、マンション(スリーブ)を常温で圧着し、ねじ加工を施し、ナットとアンカープレートにより定着されるもので、優れた技術と豊富な実績を持ったPCケーブルです。
ケーブルは、工場において正確な長さに製作されるため、そのまま配置すればよく、緊張定着はセンターホール型ジャッキを用いて容易に行うことができます。
[写真:横向大橋(福島県)]
ケーブルは、工場において正確な長さに製作されるため、そのまま配置すればよく、緊張定着はセンターホール型ジャッキを用いて容易に行うことができます。
[写真:横向大橋(福島県)]
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構造と特長
構造
特長
- 優れた定着性能
緊張・定着が確実に行え、スリップやゆるみがありません。 - 張力調整が可能
ネジ式定着のため、再緊張が自由に行えます。 - 接続が容易で確実
カップリングによる接続が容易かつ確実なため、分割施工・押出し工法に最適です。 - 現場作業が安全・確実
緊張・定着作業が最も安全・確実に行えます。 - 優れた品質管理
工場加工のため高品質が保証されます。
F型定着体圧着工程
PC鋼材の端部をスリーブ(マンション)に挿入して、その状態で圧着装置で冷間で押し出し加工を行います。
この圧着によってスリーブが塑性変形してPC鋼材と一体となります。圧着後のスリーブにねじ加工を施し、ナットで定着します。
●圧着の手順
施工事例
新交通金沢シーサイドライン高架橋(神奈川県)
四国電力・電源開発 橘湾発電所貯炭サイロ(徳島県)