製品紹介

横変位拘束構造・水平力分担構造 CHR緩衝バー

旧NETIS 登録No.QS-130015-A

CHR緩衝バーは、内・外層二重管内に繊維補強ゴムを加熱圧入成形した複合緩衝材を接着剤で鋼棒に固定し、荷重分散効果を高めることで耐荷力増加と緩衝機能アップを図った横変位拘束構造用アンカーバーです。
CHR緩衝バーは、道路橋のほか各種橋梁の衝撃的な地震力の緩和が可能な落橋防止機能および変位制限機能を備えており、既設橋梁の支承部における水平力を分担する構造として利用できます。


構造と特長

構造


特長

  1. 荷重分散効果の向上
    繊維補強ゴムを内・外層二重鋼管内に加熱圧入成形し、複合構造とすることで衝撃荷重の分散効果が発揮できます。
    • エネルギー減衰効果の向上
      (衝突エネルギーで5.4倍の弾性限界上昇)
      ゴムと鋼管の複合構造によるエネルギー吸収効果により、支圧面への伝達衝撃力が低減でき、耐衝撃性能が向上します。
    • 耐衝撃性能の向上
      (最大ひずみが85%低減)
      ゴムと鋼管の複合構造とすることで、終局時に大きなエネルギーを吸収し、減衰効果が向上します。
性能確認試験①
  1. 耐久性の向上
    溶融亜鉛めっきより優れた防食性能を持つ「DMコート」を基本防錆仕様とし、長期耐久性を確保しています。
    また、繊維補強ゴムを鋼管内に内蔵した構造を採用することで、ゴムの劣化を防止し、緩衝材機能の高耐久化を図っています。
性能確認試験②

材質・規格および寸法形状


材質・材料規格・防錆仕様


規格・概略寸法


施工例


新桑曲橋(福岡県)

日野江橋(長崎県)

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