製品紹介

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構造と特長
構造

取付横断面
特長
- 鋳造の特性を活かした合理的な形状寸法により、他工法と比較して取付部材の軽量化が可能です。
- ブラケットは鋳造による一体構造です。溶接検査が不要となり、リードタイムの短縮が可能です。
- 既設桁に貫通孔を設ける必要がなく、施工による既設構造物への影響が軽減されます。また、切削深さ(30mm)は既設鉄筋のかぶり内に収まり、内部鋼材(鉄筋・PC鋼材)の探査や現地合わせのブラケット製作が不要となり、現場での工期短縮・コスト削減につながります。
- 想定外の地震力が作用した際、既設桁のかぶりコンクリートが先行破壊する構造です。そのため、既設桁の致命的な損傷を回避でき、地震後の復旧性や将来的な維持管理性に優れます。
- 間詰材には高い自己充填性と付着性を有し、取付構造の一体化が可能な、超高強度合成繊維補強コンクリート『ESCON』を用います。
- ブラケットの水平荷重は、ブラケット内側面の縦リブから間詰材に伝達され、間詰材と主桁コンクリートとの間では、付着によって荷重を伝達します。
- 主桁幅が500mmまでの既設桁に対して適用可能で、間詰材充填量は主桁幅に応じて決まります。
製品規格・寸法
呼名 | SEL-B-1000 | SEL-B-1300 | |
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材質 | FCD450-10(JIS G 5502) | ||
規格荷重(kN) | 橋軸方向 | 1000 | 1300 |
橋軸直角方向 | 1400 | 1200 | |
寸法(橋軸×橋軸直角×高さ)(mm) | 790×854×470 | 890×854×530 | |
本体重量(kg) | 332 | 392 | |
防錆処理 | 溶融亜鉛めっき(HDZT77)※ |
※ オプションとして溶融亜鉛アルミニウム合金めっきも適用できます。